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いろいろ / Various

01.「珈琲 / Coffee」

  コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末から,湯又は水で成分を抽出した琥珀色の飲み物!

02.「好きな喫茶店 / Coffee shop」

​  珈琲や紅茶などの飲み物、菓子・軽食を提供する飲食店・・・ 最近は、cafeに押され気味?

03.「好きな音楽 / Musics」

  フォーク、ポップス、ロック、ジャズ、ボサノバ、 演歌とクラッシックは苦手です。

04.「ゲーム / Board game」

​  Qanat / クアルト 最近出あった面白いゲーム!

GO Various
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02

「好きな喫茶店 / Coffee shop

「黒猫」ル・シャ・ノワール (Le Chat noir) 
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10.「大坊珈琲店」 ダイボウ 東京青山

青山通りにあった大坊珈琲店。 店主は、大坊勝次さん
ちょっと気にしていないと見過ごしてしまいそうな入口。
雑居ビルの2階にあったお店で、ドアを開けると、右にカウンターの席、
左と奥にテーブル席が少々。自家焙煎のコーヒーが有名なお店で、
コーヒーは好きなグラム数で注文できました。
文庫本が沢山置いてあり、本好きにはうれしい店。
ちなみに大声で話しをしている人はいません
窓から青山通りを見ながら飲む珈琲はなかなかでした。

ビルの取り壊しに伴い閉店した大坊珈琲店

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10.大防
02.好きな喫茶店
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​11.「カフェ・ウ゛ォルール・ドゥ・フルール」 花泥棒 東京原宿

 渋谷区神宮前 1-10-23  1979年1月28日に原宿に誕生。 

「Cafe Voluer de Fluer」は日本語で「花泥棒」という名前の珈琲屋です。

原宿のラフォーレの横を少し入った所にあります。

ちょっと隠れ家ぽい感じがして落ち着けます。下北沢にもあるそうです。珈琲も美味しいです。


「どんなカフェにも、そこに人が集う限り、文化が生まれます。
一杯の珈琲が介する、それぞれの「文化」を私たちは大切にしたいと考えています。原宿店」

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11.花泥棒
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12.「さぼーる」 東京神保町 

 千代田区神田神保町1-11

神保町といえばご存知の方も多いと思いますが、学生と本の街として知られています。

他にも文房具屋、画材屋、喫茶店も多く神保町によく行きました。

古本屋→画材屋→文房具屋→喫茶店で休憩、印象的なのが「さぼーる」

昭和30年創業の神保町を代表する老舗の喫茶店です。まず入口のトーテンポールに驚きました。

この店は何だ?丸太と落書きだらけのレンガ、山小屋風でレトロな雰囲気。半地下と中2階の

レイアウト(ステップフロア?)好きです。特に珈琲が美味しい訳ではなく、単純に居心地の良い
ふざけた店名と思っていましたが「さぼうる」はスペイン語で「味」という意味らしい。

あと、小学館や集英社など出版社も多いです。学生、サラリーマンに混じり編集者ぽい人もいます。


ここに来ると、店の裏側にある、「南海」の黒ぽくて少し辛いカレーが食べたくなります。

​いつも混んで、並んでいてタイミングが合わないと入れません。空いていたなら行って見て下さい。

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12.さぼーる
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13.「トロワバグ」 東京神保町 

 千代田区神田神保町1-10  1976年創業の老舗カフェ.
神保町交差点からほんの少し水道橋方面に歩いたビルの脇に、トロワバグに入る地下へ

の階段があります。置き看板が無かったら、分からずに過ぎてしまうかも

最初は、少し分かりにくいかも知れません。
階段を下り、店内に入るとカウンター席があり、その奥の壁面には欧州や骨董品店などで

購入したカップが並び、ロイヤルコペンハーゲン、リチャードジノリなど、ご希望のカップ

珈琲を提供してくれます。

 

珈琲はネルドリップ式。

ブレンドは、まろやかな酸味のトロワブレンドと、コクのある苦味のハイブレンドの2種類。

好みは、コクのある苦味のハイブレンドですが、デミタスぽいカップで少し少な目です。
詳しいメニューはトロアバグのホームページをご確認ください。https://troisbagues.com/
ここは、出版社関係の社員・編集者が多いです。

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13.トロワバグ
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14.「古瀬戸珈琲店」 東京神保町 

 千代田区神田小川町310 江本ビル2F

駿河台下から御茶ノ水に向かって、左側すぐの江本ビル2Fにある炭火焙煎珈琲の店。

ちょっと狭い階段を上がり、店内へ・・・
黒い木を基調にした、とても落ち着きのあるインテリアです。
花や陶器のオブジェがあちらこちらにあり、いいアクセントになっていて
楽しい。
営業時間も、夜11時までやっているは、ありがたいです。


カウンターの奥には、沢山のカップが整然と並んでおり、圧巻です。
ブレンドは、2種類あり、苦味か、酸味のどちらのタイプが良いか選べます。
珈琲カップも並んだ中から好きな物を気分に合わせて選べるのは、うれしい・・・
ブレンドは、苦味が利いているのに
後味に甘味残り、余韻がとても美味しい珈琲です。

ケーキもありますので、メニューを確認ください。
BGMは、クラシック。ジャズの方が好きですが、悪くはありません。

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14.古瀬戸珈琲
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15.「椿屋珈琲店」池袋茶寮 東京池袋 

 豊島区東池袋1-6-4 伊藤ビルB1F
椿屋珈琲店の特徴は、大正ロマン風のシックなインテリアと店員の丁寧な接客を行ってくれるとこ。
最初の接客・案内は、ゲストに合わせゆっくりと席まで案内し、接客の開始と終わりに一礼する。
喫茶店なのにゲストをもてなす事を忘れていない行き届いた丁寧な接客は、他では見られないので、
とても良い気分にさせられます。店の雰囲気も、広々とした空間にシックなインテリア、少し落ち
着いた色合いの照明、BGMにはクラシックが流れ、昔懐かしい雰囲気を感じることができます。

珈琲はサイフォンでいれており、店員がテーブルでサーバーからカップに珈琲を注いでくれます。
これも他には無い独特な演出です。オリジナルブレンドは、苦味より酸味が少し強めの味ですが、
後味も良くまとまった味で、なかなか良い味でした。カップはロイヤルコペンハーゲンです。
珈琲はブレンドのみでストレート珈琲は無く、カフェオレ等のバリエーションが数種類あります。


全体的に値段が少し高めに設定ということもあり客層は高めですが、他の喫茶店では味わえない

接客と雰囲気を味わうには良い店だと思います。

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15.椿屋珈琲
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16.「皇琲亭」 東京池袋 

 豊島区東池袋1-7-2 東駒ビル 1F 
池袋駅東口、ヤマダデンキ LABI1 の左側の道にあるお店。

珈琲専門店としては有名。白壁と濃い色の木組の内装は、

重厚感があり、雰囲気と居心地のよいレトロ風な喫茶店。

照明は落としめで、メリハリのある雰囲気を演出しています。

カウンター裏に並ぶカップと花のディスプレイが楽しく、

​さりげない気遣いを感じられるうれしい店です。

BGMのクラシックも会話を邪魔しない程度に静かです。


ブレンドは炭火焙煎で、丁度良い酸味があり美味しいです。
ヴィンテージのカップで提供されるドリップ コーヒー、

デザートやケーキも楽しめます。

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16.皇琲亭
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17.「但馬屋珈琲店」 東京新宿

 新宿区西新宿1-2-6 

新宿西口付近に位置する「思い出横丁」と東口を繋ぐ小さな道の角にあります。

「但馬屋珈琲店 本店」は、もともと50代の時間もお金にもゆとりがある層をイメージ

した店舗で、1964年創業の老舗純喫茶、いわゆる「レトロ喫茶」が始まりです。

「当店のブレンドコーヒーは1杯750円。

常に『750円以上の価値を提供できているか』と考えながらサービス

を提供している」「小さな感動」を大事に、と倉田氏は語る。


ブレンドは深煎り、ネルドリップで抽出。焦げたような味が僅かにあ

ってとても美味しい。また、新宿本店ではお客の一人一人に合わせた

カップを選んで提供しており、長い年月をかけて磨き継がれた「木」

のぬくもり感じながら、ゆったりと珈琲を楽しめます。

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17.但馬屋珈琲店
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18.自家焙煎珈琲 凡
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18.「自家焙煎珈琲 凡 (【旧店名】凡 弐番館)」 東京新宿 

 新宿区新宿3-23-1 都里一ビルB1F 

JR新宿駅東口から徒歩1分ほどのところにある「自家焙煎珈琲 凡」。
珈琲好きなら知らない人はいないと言われるほどの有名店。
珈琲の香りに誘われて、階段を下って扉を開けると、まず目に

飛び込んでくるのが、カウンターの奧に整然と並ぶ、珈琲カップ!

(ビンテージもあります)その数は1,500客以上。
店主の平勝也さんが、数十年にわたってコレクションしてきたもの。

カップの説明も楽しいです。珈琲は厳選した豆を少量づつ焙煎し、

24時間以内のものを使用。1日に何度も焙煎されるとか
お薦めは、程よいバランスの「ブレンドコーヒー」で、苦みと酸味が

きつ過ぎず、やさしい味わいです。ポットで提供されるので、カップ

に2杯ちょっとあるのが、うれしいです。
それと、すぐに売り切れることから“幻の逸品”と称される

「大人のショートケーキ」も絶品です。価格はちょっと高めですが、

珈琲もケーキも、その味に満足すること間違いないと思います。
日々の喧噪を忘れて、ゆったりした時間を過ごしてみませんか?

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トイレは本棚の奥です。
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19.「びざーる」 東京新宿 

1975年に北海道から中野に上京。
よく出かけたのは、新宿の「びざーる」というジャズ喫茶。
DIGや木馬もあったが、駅に近いビルの地下にあるビザールが、気に入っていた。
1階の入口に設置してある小さなスピーカーから中の音楽が流されていて、
貧乏学生で、お金がないときは、珈琲1杯とタバコを吸いながら文庫本を読んで何時間も居たっけ・・・
店の奥には、大きなスピーカーが壁に2台埋まっており、そこに向かって細長い席が続いていました。

大音量でジャズがかかっていたので、当然、話しなど出来ず、オーダーは身振り手振りのジェスチャーと

口パクで注文。珈琲は、肉厚のカップに少し酸味のきいた感じの珈琲。それをチビチビと飲んでいた。
店の中は暗く、大学生やフーテンのような若者をよく見かけた。本当にアングラな世界です。
皆ただジャズのビートに合わせて体をゆすり、自分だけの世界に浸っていた。

現在は、新宿2丁目に移転して「びざーる」の名でロック中心にかけるショットバーになっているようです。


余談ですが、北野武さんが新宿でバイトを始めたのがこの「びざーる」です。

「新宿のジャズ喫茶『びざーる』でボーイのアルバイトを始める。
「本当は新宿で乗り換えて明治大学に行かなきやいけないんだろうけど、彼は新宿で降りてここに来てたん

だろうね。当時、何をするでもなく『びざーる』に集まって、腹が減ると近くにあったレストラン『アカシヤ』

のロールキャベツを食べてた。当時で200~300円だけど、これにご飯大盛りもらって、スープをかけて食べる

のが御馳走だった。」(『びざーる』時代の友人・写真家の和泉昭雄氏)」より

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19.びざーる
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20.「木馬」 東京新宿 

歌舞伎町にあったジャズ喫茶といえば木馬
新宿・歌舞伎町に1951年創業、1971年にコマ劇場そばのビル地下2階に移転した「木馬」。
約80坪ほどある広い店で、天井が高く、入口のアンティークな時計、蓄音機などが洒落ていました。
広くて明るいので、ジャズが大きな音で鳴っている以外、普通の喫茶店と変わらない雰囲気でした。

20代前半かな?歌舞伎町がまだよく分からない頃、待ち合わせに安心して行ける店の一軒でした。

「木馬」でアルバイトをしていたとき、コーヒーには二種類あると教わった。
ブレンドとアメリカン、その二つの違いはコーヒーの濃さであるという。
お客様にアメリカンを出すときは、ブレンドをまずコーヒーカップに半分入れて、そこにお湯を注いで二倍に割る。

それを「はい、アメリカンコーヒーです」と言って出していた。そんなことをやる喫茶店などもう日本中どこを探し

てもないと思うのだが、あの薄苦く不味いコーヒーが、いまとなっては懐かしい。 山口ミルコさん

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20.木馬
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21.「青蛾」(せいが) 東京新宿 

昭和22年、まだ焼け野原が広がる新宿通の裏手。三越デパートと映画館・帝都座に

囲まれた一角に生まれた茶房「青蛾」。画家でもあったオーナーの趣味が行き渡った

独特の空間に惹かれ、多くの作家や映画関係者などが通った喫茶店の先駆けです。
昭和30年代に入ると、新宿にはジャズ喫茶や歌声喫茶などの個性的な店が相次いで登場します。

モダンなインテリアの広々とした風月堂と、古材を組んだ一軒家の青蛾は対照的。風月堂が音楽

や前衛芸術の中心的役割を果たしながら、60年代後半には客層が激変してしまったのに対して、

青蛾は最後まで「頑固親父の喫茶店」として静かな秩序を貫き通したそうです。

来たい人だけが来てくれればいい、目の前のお客さまを大切にするその姿勢は終始変わらなかっ

たと、亡き店主・五味敏郎さんの長女である五味美里さん。
 

青蛾の空間は、画家を志した五味敏郎さんの美意識に基づいて全てが緻密に計算されていました。新宿の喧騒の中に心安らぐ静けさを作り出すため、また「音楽の嗜好は人それぞれ。万人に好ま

れる音楽はない」との考えからBGMは流さず、床は尖った雑音を立てないレンガ敷き、コーヒー

のソーサーも木製の茶托を用いるなど、そのこだわりは徹底したものでした。

ブナの木の椅子とテーブルも五味さんがデザインしたもの。「なにしろお店が小さかったので」

「その小さい空間で寛いでいだけるよう、家具はもちろん障子の桟の幅に至るまで、父は1cm単

位で考え抜いていました。一階のカウンターにいても二階のお客さまの気配を察知できるように、

階段の位置や手すりの高さにも工夫を凝らしてね。女性のお客さまが階段を昇り降りする時は、

スカートの中が気になりますよね。父が熟考していると、当時のウェイトレスさんの中にさばさば

した面白い人がいて、『あたし昇ってきます!』と、階段をトントン昇ってみせてくれたのです」

粋な店名は美人を意味する「蛾眉(がび)」と「青眉(せいび)」から。
店頭のランタンにあしらわれた青蛾の文字や、蛾を象った絵は五味敏郎さんの手になるものです。

開店8年後の1955年、区画整理のためすぐ近くに移転。こだわり抜いた空間の趣、静けさ、

コーヒーのおいしさ、マナーの悪い人には容赦なく退店を促した「怖い親父」の人柄に惹かれて、

さまざまなお客さまが集まりました。常連客には富士写真フィルム時代に知り合った映画関係者や

早稲田大学の演劇科の人々、東京芸大の人々が多かったといいます。

その中には映画監督の谷口千吉、画家・林静一、デザイナーの植田いつ子や脚本家の橋田壽賀子

らの姿もありました。

しかし敏郎さんは生前、お客さまの名前を明かすことは一切しなかったそうです。

一時期は待ち行列ができるほどの人気となった青蛾ですが、

「一人でお見えになる女性客に気を遣って、相席は決してさせませんでした」。

また、年齢や外見、性別にこだわることなく、マナーの良いお客さまには、平等に接していたそう

です。当時、新宿で有名だった過激なルックスのヒッピーのカップルも、青蛾では静かに寛いでい

たとか。

やがてバブル期を迎える日本。高騰する地価に耐えきれず喫茶店は次々に閉店していき、
1981年、青蛾もついにその歴史に幕を下ろしたのです。

僕が「青蛾」に行きはじめたのが、1970年前半頃、素敵な店でした。

天気のいい夏でした。友達が「いい店見つけたから行こうよ、でも騒ぐと追い出されるから」と

脅かされながら店へ、お客さんは居なくて、寡黙な感じで店主の五味敏郎さんが居だけでした。

「2階いいですか?」と確認して2階へ上がり、窓側の席に座り「落ち着いていい感じだな」と

すだれごしの窓から外を見ていました。すると小さな音で風鈴がチリン、チリンと鳴り、本当に

静かな事に気が付きました。車や街の音がしないのです!ここは新宿?と不思議に思ったのを思

い出します。店は、表通りから1本入った裏側に位置するのですが、あまりに静かで驚きました。

エアコンは無くて、扇風機だったように思いますが、土壁だからなのか、涼しく感じました。

珈琲も美味しく和柄のカップも素敵でした。それと、2つ折りの伝票がおしゃれで、切った藁半紙

に何気なくスタンプで濃紺の青蛾をポンと押してあるのが「いい感じ!」とセンスを感じました。

店全体のバランスがいいのでしょう、居心地いい店でした。

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21.青蛾
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DUGのウォッカトニック

22.「DUG」 東京新宿

 新宿区新宿3-20-6 新宿エフエスビルB2 

村上春樹さんの代表作、「ノルウエイの森」

にも登場する老舗のジャズ喫茶。
イラストレーターの和田誠さんが店のロゴを

デザインしたことでも有名です。


煉瓦造りの落ち着いた色調の内装ですが、

当初の店舗は木調でした。

1970年前後に「飲食店建築は可燃物は禁止」

になり、この店は1977年からなので、

全館レンガ張りに変えたそうです。
壁には店主の中平さん(ジャズ写真家)が撮影した、往年の名ジャズプレイヤーの写真

(モンク、コルトレーン、マイルス等々)が飾られ、必見です。

客層は、写真仲間、映画関係者とかデザイナー、建築家、劇団員などが多く、桃井かおりさん

は、高校生の頃から来ており、村上春樹さん、中上健次さん、寺山修司さんが奥様とよく待ち

合わせしてたり、三島由紀夫さん常連だったそうです。

”小説『ノルウェイの森』で、DUGは主人公のいきつけのお店として登場。ガールフレンドの

「緑」とDUGでウォッカトニックを5杯ずつ飲んだ後、鰻を食べに行く。”

「『ノルウェイの森』の映画が公開されたとき、この店の近くの映画館でやっていたので、

見終わったお客さんが押し寄せてきて。その当時日本で一番ウォッカ・トニックを作った店

だったと思います(笑)」息子の中平塁さん

「村上春樹さんがよく来てたのは、紀伊國屋書店のすぐ裏にあった『DUG』の頃で、学生だった

1970年頃、新宿のレコード店で深夜のアルバイトをしていて、よくジャズ喫茶に入り浸っていた

とエッセイに書いています。
実は、村上さんの小説で一番多く登場する店は、新宿の紀伊國屋書店なんです。

DUGやこの界隈はきっと特別な思い出のある場所なんだと思います」
                   村上春樹が通ったジャズ喫茶:新宿「DUG」より抜粋

カフェタイムは、少々苦めのコーヒーを飲みながら、のんびりJazzと文庫本を楽しむのにいい店。

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和田誠さんがデザインしたロゴ

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かつて新宿「スタジオアルタ」の裏で
賑わっていた「DIG(ディグ)
 ビュッフェのデザイン


移転しDNAを受け継いだのが
「DUG(ダグ)」

 
22.DUG
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23.「巴有吾有」 東京神楽坂

2006年12月、惜しまれつつ閉店。
店名「巴有吾有(パウワウ)」は「巴有(美しいものあり)

吾有(われあり)」という意味なのだそうです。

通りに面した山小屋風の建物には何故か入り口が2つありました。
初めての人は必ず入り口の前で「入口はどっち?」になります。
左側がカウンタ席、右側がテーブル席の入り口になっていました。
間違えて入っても奥でつながっているので心配はありません。

ゆっくりしたい時は、左側のカウンタ席。常連さんが多い感じ。


サイフォンでコーヒーが出来あがる様子を眺めるのは楽しかった。
右側のテーブル席は、大小の席が並んでいてテーブルや椅子は、
ムク材です。長年の使い込みで塗装に濃淡の色むらがあり、
表面には、虫食いの穴や傷、煙草の焼け焦げなどがあり、
落ち着きと味わいのあるいい雰囲気を出していました。

山小屋風の少し古いものに囲まれて、木を沢山使ったインテリア。
照明の少し薄暗い雰囲気もかなり好きでした。

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23.巴有吾有
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24.「ブラックホーク 東京渋谷
渋谷百軒店 ブラック・ホークは、元々は「DIG渋谷店」でした。
「DIG新宿店」の2店舗目で、アンティークが多数飾られた木調

の内装で「私語禁止」がDIGの特徴でした。1968年のある冬の夜に、
大切にしていたジャズのレコード・コレクションが根こそぎ盗難にあい、
店主の中平氏は、そんな渋谷に嫌気がさし撤退することを決意。そして
その店を買ったのが水上義憲氏で「ブラック・ホーク」が誕生します。
ブラック・ホークは、インテリアやオーディオ装置など、店の什器一切

をDIG渋谷店から引き継ぎ。ジャズからロックへと転身しました。

通い始めたのが1976年頃で「ロック」というより「クロスオーバー」
「フュージョン」という良く分からないジャンルだったように思う。
独特な雰囲気の店で、とにかく「私語禁止」でした。
入口を入るとすぐ右側にDJブースがあり、リクエストが出来ました。
席は大きく窓側、中央(DSPの棚付什器)、奥側に分かれていて
少し寂れた感じの路地が見える、窓側の席が好きでした。
BGMは、アコースティック調で西海岸の音楽。マイナーな曲が多く
曲目は分からなかったけど、いい感じ。つい調子に乗って
好きだった「ビートルズ」はリクエストしてもかからなかった。
珈琲は、ホーロー製(赤・緑・黄色)の大きめのマグカップで、
タバコを吸うと、煙が窓からの日差しに揺らいで、少し気だるい
「アンニュイ」で「裏町のカフェで朝の珈琲」って感じが良かった。

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24.ブラックホーク
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​25.「ファンキー」 東京吉祥寺

吉祥寺を代表するジャズ喫茶でした。
中は3階建てで、3階への吹き抜けが印象的です。
各階スピーカーとアンプが違い。
JBLパラゴンD44000を使ったパラゴンルームと、
アルテックA-7のアルテックルームがありました。
ただしプレイヤーは同じです。
店の造りがポストモダン風で、ボードゲームもあり
少し気取ったお洒落感のある楽しい店でした。
「Funky」はジャズバーとして今もありますが、
残念ながら、かつての面影はもうありません。

野口伊織さんは1942(昭和17)年、東京生まれ。
1959(昭和34)年に銀座から吉祥寺に移り住み、翌年、
両親が経営する喫茶店の地下に、当時高校生の伊織が
提案しジャズ喫茶「ファンキー」が誕生する。
慶応義塾大学を卒業後、1966(昭和41)年に同店を
地上2階・地下1階に改装、本格的に店舗プロデュース
を開始する。同店が吉祥寺のジャズ喫茶ブームの火付
け役となり、その後、「西洋乞食」「サムタイム」
「レモンドロップ」「OLD CROW」「蔵」「金の猿」
などの飲食店を次々と開業。レストラン、バー、和食、
居酒屋、喫茶店、ケーキ店など幅広いジャンルの店を、
吉祥寺を中心に30軒以上開いた。2001年、脳腫瘍で
死去。享年58歳。

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​25.ファンキー
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故 野口伊織氏

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