
いろいろ / Various
コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末から,湯又は水で成分を抽出した琥珀色の飲み物!
珈琲や紅茶などの飲み物、菓子・軽食を提供する飲食店・・・最近は、cafeに押され気味?
03.「好きな音楽 / Musics」
フォーク、ポップス、ロック、ジャズ、ボサノバ、 演歌とクラッシックは苦手です。
04.「ゲーム / Board game」
Qanat / クアルト 最近出あった面白いゲーム!

01
「珈琲 / Coffee」
コーヒー豆を焙煎して、挽いた粉末から、湯又は水で成分を抽出した
琥珀色の香り豊かな飲み物!
1.珈琲豆の産地と特性について
2.珈琲豆の銘柄と焙煎について
3.「アフォガード」について とても美味しいデザートです。
4.珈琲イメージポスター 他
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02
珈琲や紅茶などの飲み物、菓子・軽食を提供する飲食店・・・
最近は、cafeに押され気味?
お洒落と言うよりも、一人でも落ち着ける店、珈琲が美味しい店・・・
田舎の店・東京の店・旅先の店 いろいろです。もう閉店した店も多いです。
「黒猫」ル・シャ・ノワール (Le Chat noir)
「好きな喫茶店 / Coffee shop」

01.「4gats クワトロガッツ」4匹の猫 / スペイン バルセロナ
19世紀末、パリのキャバレー「黒猫」を模して造られた店で、現在の店は、2代目です。
カタルーニャの芸術家のたまり場で、若き日のピカソもその中1人だったとか
バルセロナで、ガウディの世紀末建築を回った後の休憩にいい感じです。
「ここでピカソも珈琲飲んだのかな?」と思いながら飲む珈琲は不思議な感じ。
奥にレストランも併設しているので、お腹が空いた時には食事も出来ます。
少しレトロな雰囲気が感じられる店なので、寄ってみてはいかがですか?
スペインはどこに行っても珈琲が美味しくて、珈琲好きにはいい国です!

←パリのキャバレー「黒猫」ル・シャ・ノワール (Le Chat noir)

02.「eleven」 札幌
この喫茶店『イレブン』は、札幌市中央区南3条西1丁目(狸小路1丁目)にありました。
1966(昭和41)年にオープンして、1988(昭和63)年に惜しまれながら閉店。
この店のオーナー日比三裕さんは現在別の場所『地蔵商店』を経営されています。
この店と出会わなければ、違う仕事していたかも知れない、思い出の多い店です。
「イレブン」を知ったのは、別の店「喫茶 仏蘭西市場」を探していて偶然見つけました。
あとで出て来ますが「喫茶 仏蘭西市場」で「世界のショートアニメの上映会」があり
クレーの絵をアニメに加工した作品が上映される事を知り見に行に行きました。この話しは後程。
それから数ヶ月して、近くまで来たので「仏蘭西市場」行こうと探していて「イレブン」を発見。
金物の赤い帽子のオブジェ、珈琲の香りと軽い感じのJAZZが聞こえて来て、いい感じでした。
床には、レンガが敷いてあり、少しデコボコ、壁と天井は、縦の板(飴色)張りで化粧釘止め、
照明は、ランプとカウンター上のペンダント、カウンターの上には、沢山のカップが吊してある。
木製の丸いテーブルとキャプテンチェア、カウンターも板張りで、壁に真鍮の古い時計。夏は、真鍮の扇風機が風を送り、
冬は、丸い石油ストーブにヤカン、お湯がわく音と軽いJAZZの音、少し苦めの珈琲・・・ゆったりと時間が流れていく店。
BGMは、いつもレコードでJAZZが流れ、少し苦めの珈琲、カップがいつもデザインや形が違っていて楽しかった。
面白かったのは、木製の窪みのが付けたお皿のオープンサンドのようなランチがあったのですが、
ランチは12時前に入店して頼まないと食べれません。なぜなら、12時~13時まで店が、お昼休みです。
入口のドアに内側から「休憩中」のロールカーテンを下げます。はじめて見た時は、笑っちゃいました。
後で知ったのですが、「イレブン」は、結構有名な店で、向いにIVYの「VAN」があり、映画館も近く
文化人や芸術家、北大生のたまり場だったらしいです。
あと、なぜか、ウエートレスさんが、少し変わっていたように思います。
綺麗なのですが、声が頭の上から出ている?みたいな・・・
とても落ち着いた大人な世界を感じながら、少し背伸びして、カッコつけて通ってました。
いつかこんなシンプルで落ち着いた店をやって見たいな・・・これが切っ掛けで
店をやるなら、自分で設計もデザインもしたいと、店舗デザインの世界入ってしまいました。

ふきのとう(北海道)のグループ ジャケット写真に使ってます。
好きなグループなので、聞いて見てください。




「イレブン」にいた赤い帽子の鉄骨人形です。
03.「北地蔵」 札幌
この喫茶店『北地蔵』は、札幌時計台の裏道にありました。残念ながら現在は閉店。
店主は、日比三裕さん「イレブン」の10年後に開店。設計も同じく「今映人」さんです。
入口にあるのは、「イレブン」にいた赤い帽子の鉄骨人形です。
結構、奥深い店で、入口と奥で雰囲気が違っていて、楽しいレイアウトの店でした。
イメージは、白と黒のシンプルでシックな色合いと間接照明のあかり、奥にある窓が素晴らしく
鉄の細い格子組の開き扉が内外2枚、その格子と格子の間に季節感のある壺やディスプレイがあり
窓からは、季節ごとに、夏は緑、秋は落ち葉、冬は雪と四季を感じられ、カウンターにも、
季節ごとに一輪の花や小物があり、さりげない気遣いを感じ気持ちがホッとする店。
文庫本と少し苦めの珈琲とタバコ、珈琲のお代わり(半額)して・・・そんな感じ懐かしい・・・
床は、木製パーケットの市松張り、壁、天井は、塗装クロス下地にアイボリー系の塗装、
トイレが真っ黒、厨房がオールステンレス製の繋ぎ仕上げでフルオープン、厨房区画が凄いです。
その手前にカウンターがあるのですが、厨房機能を持たないサービスのみのカウンターです。
75年にこの店造りは、とても斬新だったと思います。今でも十分通用するデザインだと思います。
あと、珈琲は自家焙煎、コンベクションオーブンがありパンも手作り、自然食品の全国販売、など
結構先を行っていた店でした。如何せん店舗、設備の老朽化はどうしようもない。残念です。
手前から奥を見た写真


奥から手前を見た写真(オープンカウンター)
お年始の布巾
お正月に行くと貰えました。 5円のおつりも

中間レジ台から奥カウンターを見た写真


シンボルのお地蔵様
04.「TOP」 札幌
札幌大通りの地下にあった、辛いカレーが有名だった喫茶店。夕方大通りで待ち合わせすると、何故かこの店に行っていた気がする・・・
特に珈琲が美味しい訳ではなく、造りが凝っている訳ではなく、無性に、辛いカレーが食べたくなって、辛い辛いと汗をかきながら・・・最後に水。
そして、口直しに珈琲のパターン。狭い感じの店で、値段も安くて、学生が多かった、ボリュームがある黒ぽいカレー+目玉焼きが定番。
いつも込んで賑やかだったな。懐かしい~
誰でも「何が」というのではなく、ただ普通に居心地の良い、こんな店ありそうな気がします。

05.「喫茶 仏蘭西市場」 札幌
「イレブン」の続きです。「喫茶 仏蘭西市場」で「世界のショートアニメの上映会」があり
クレーの絵をアニメに加工した作品が上映される事を知り見に行に行きました。それが切っ掛け
札幌の70年代を文化サロンとして席巻した喫茶が「仏蘭西市場」とスペイン酒場「TOSHI]
1Fは、アンティークが雑然と並ぶ不思議な空間の喫茶店。ドイツ風ソーセージやカルボナーラ
まだ他では、見かけないメニューがありました。隣がスペイン酒場「TOSHI]でした。
2Fはフリースペース、ここでよく自主上映会や個展のパーティなんかをやっていたみたいです。
クレーのタッチと色が大好きだったので、どんな映像になっているなかとても楽しみでした。
絵が、音楽と一緒に動くのが、楽しかった。20分くらいの作品なので、すぐに終わって
他にも、船の荷下ろし用の大きなクレーンが動くものなど、何本かのオムニバス形式でした。
チケットは、1ドリンク付だったので、珈琲を飲みながら余韻を楽しんで帰りました。
87年に立ち退きで閉店しました。素敵な店だったのに残念です。
船乗りシンドバッド (パウル・クレー)

アニメーションは、船乗りシンドバッドと魚たちが戦っていて
途中から海の中に潜り、金魚や他の魚たちが泳ぐみたいな感じ?
色が綺麗で、不思議なクレーの世界でした。
また、見てみたいです。

金魚 (パウル・クレー)

しの のマッチ箱
06.「しの」 岩見沢
最初は、駅前通りに6坪くらいの小さなジャズ喫茶で、客席も4人BOX席x2 + 2人席x1 3組も入ると満席でした。
昭和38年開店。真っ黒い店で、壁にラフなタッチの黒人プレイヤーの油絵があり、突き当りが小さなデシャップで、
少し苦めの珈琲には、素焼きのおちょこぽい陶器に入ったホイップクリームを、竹へらですくって上からトントンと
少し叩くようにカップ落とし、それがカップの珈琲の上をゆっくり広がって行くの眺めてから、ゆくりと一口飲む。
苦めの珈琲 + 甘くないホイップクリーム = とても美味しいです! お試しあれ
BGMは大きめの音をJBLのスピーカーで流してました。まだ、何がJAZZなのか分からないでただ聞いていました。
窓の無い、うす暗い店内で、苦めの珈琲とタバコ、大な音のJAZZを聞きながら文庫本、懐かし~
07.「ゴヤ」 岩見沢
何年かして、姉妹店の石蔵を改装した「ゴヤ」が開店しました。ゴヤはクラッシックだったのであまり行ってません。
ただ、吹き抜けの二階は、雰囲気があり、真冬の寒い時期、ココアが旨かった。
その後、5条西4丁目のイマジンビルに「しの」も「ゴヤ」移転。現在は閉店です。
ジャズ喫茶「しの」は、3Fで、山小屋の屋根裏ぽい感じで、板を使った造りに、店の奥に大きなJBLのスピーカー、
窓もあり、冬は、ふわふわ降る雪を見るのが好きでした。珈琲とタバコ、大な音のJAZZと文庫本は、変わらないです。
08.「カックルバッケンドン」 岩見沢
ヨーロッパ風のデザイン。赤のタータンチェックチェック(ギンガムチェックかも?)の明るい店、赤い布張りのディレクターズチェアーで
コーヒーを頼むと小さなワイングラスの炭酸水(口の中をさっぱりさせるため)とこれまた小さなクラッカーがついてくる・・・
他にはない「少しおしゃれなカフェ風」って感じでした。現在は閉店しています。
「華」の道を挟んで向かいあたりにあり、素敵な内装だったけど、お値段もちょっと高かった。
09.「鹿・バロン・にれ・アロー・華・・・」 岩見沢
岩見沢市は、何故か高校が多い街で、あの頃は30~40分圏内に10校以上あり、大学も2校、とにかく学生の多い街でした。
そのせいなのかは、わかりませんが「喫茶店」も多い街で、100mも歩けば、1~2軒はありました。
個々にお気に入りの店があり、待ち合わせはいつも同じ店、待ち合わせなくても行けば誰かが居た、学生時代の思い出=喫茶店って感じです。
ファーストフードやコンビニの珈琲に負けるな!頑張れ喫茶店! いい店は長く残ってほしい・・・